いつの時代も変わらない魂、変わらないROCK!!山形屈指のバンドBRONCO.・INOV氏に訊け
BRONCO.のこれまでを暴く。It is over there without changing.

By: 桃谷 | Dec. 20, 2012 | 11745 views
―BRONCO.って結成何年目?
INOV(以下イ) 15年かな。タベ(Ba.)が入って10年。
最初のベースが途中で寿退社して(笑) 。 どうしようか?って時にちょうどタベが東京から帰って来たから無理やりベース持たせた(笑)。
―イノブさんバンド歴長いけど、何歳でバンド始めたの?
イ)18。
高校ん時はギター弾いてるだけだった、引きこもって(笑) 。バンドやりたかったんだけど、やる場所とかメンバーの探し方とか分かんなくて。学園祭とかではやってたけど。大学で音楽愛好会っていうサークルに入ったんだけど、コピーバンドしかいなかったからつまんなくて学生以外の人たちとバンドを組んだのが19の時。でも、生活が違うから思うように活動できなくて。コンスタントにスタジオ入ってライブ演ってっていう理想があったからレッドネックス(前バンド)組んだの。そこからはバンドばっかやってた。
―ギターやろうって思ったキッカケって何?影響受けたアーティストとかいる?
イ)ギター買うキッカケが布袋で、ギタリストになりたいって思ったのはレッドウォーリアーズのシャケ。
俺高校ん時、学生証にシャケの切り抜き入れてお守りにしてたもん(笑)。
―女子か!(笑)。
イベント主催はBRONCO.になってから?
イ)うーん…。一応BRONCO.主催って名義になってるけどうちはメンバーごと担当があってさ、イベント企画してんのはタケ(Dr)。
―トッパレ(TOP OF THE PARADE!)は何年目?
イ)何年だ?(笑)。
まぁ、青ちゃん(THE HAVENOT’S)と出逢ってからだね。
一回目がハブノッツで節目の25回目メインゲストもハブノッツ。間違いなくハブノッツが大きいキッカケで大きい存在だよね。トッパレにとってもBRONCO.にとっても。
―節目・節目にHAVENOT’Sだね!
トッパレをここまで続けてこれた原動力は何?
イ)山形ってライブハウスがないじゃん。演奏する場所はあるんだけど。
だから自分たちの場所を創りたいなっていう、それだけだよ。自分たちがカッコイイと思うバンドをたくさんの人に観てもらいたいのと、そこに自分たちが挑戦していくっていうね。
先輩たちの胸を借りながら。
―山形を拠点に置いてることに関しては?
イ)別に山形にこだわってるわけじゃなくて、やれりゃどこでもいいんだよ。
ただ住んでるのが山形だから山形でやってるってだけで。これからはサーカスみたいなのが目標(笑)。
―シルク・ド・ソレイユか(笑)。
イベント主催している若い世代に何かアドバイスはある?
イ)その子たちの目標とか目的とかによるから難しいんだけど、その世代その年齢の目線でしかできない事をやってくれればいいし。そこは俺ら出来ないから。
ただ、自分の視野の『その向こう』が絶対にあるから、常にそこを意識してやってほしい。
―今注目してるアーティストとかいる?
イ)俺ら。
―おぉ~!いい答え!!
目標にしてるのは?
イ)ローリングストーンズかエアロスミスだね。
近場で言えばプライベーツとかターシさん(ロンサム・ダヴ・ウッドローズ)とか、いっぱいいるんだけど、とにかく芯がある、変わらない人たち。不変的って言ったら大仰だけど、俺が目指すものはどの時代でも『変わらずにそこに在るもの、変わっちゃいけないもの』っていうところで、そこにこだわっていきたいから。
―BRONCO.今後の展開は?
イ)とりあえずは音源だね。前のアルバムから丸3年経つし。
トッパレも今回25回目で、BRONCO.的にも15年目で、一区切りってとこで改めて初心に返るじゃないけど、自分たちのことだけを考える時間を敢えて設けて再スタートする時期かな。
―では、再スタート時のBRONCO.に多大なる!
期待をしまして、最後、読者にひとこと。
イ)応援してね?(なぜか疑問形)
絶対損はさせないから、イベントに来て楽しんでもらいたいね。