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ARTIST | INTERVIEW-BAND LIVE

山形アンダーグラウンドミュークシーンの先駆者dinner

2014年3月リリース最新作『time to share it』
ミニマルチックなギターリフとドラマチックに響くピアノ、多彩なビートチェンジ、疾走感を煽り立てるドラムとベース、今作では更にスケールアップ。
ライブ感を意識してのレコーディングや実験的な管楽器、メッセージを込めた歌など複雑に絡み合う激情と静寂を一つの物語をdinner流にまとめあげた作品。

山形アンダーグラウンドミュークシーンの先駆者dinner

By: 酒井健太(FRIDAYZ/酒田hope) | April 21, 2014 | 4554 views

ー御無沙汰しております、sakata*hopeの酒井です!まずは4thアルバム発売おめでとうございます!

前作B5の中から3年ぶりのリリースになりますが、この間バンドを取り巻く環境で何か変化などはありましたか?

大場:こんにちは。dinnerのguitar担当の大場です。
ありがとうございます!ようやく皆さんにアルバムをお届けできます。
1番の環境変化はメンバーチェンジが大きいですね。
前作までのトリプルギターからツインギターに、そしてドラム、ベースのリズム隊が変わり、初の鍵盤メンバーも加入しました。
またメンバー内に女性が2人加わったことにより、dinnerのサウンドをさらに奥深い雰囲気に出来ました。
それが良い意味で大きく進化出来た部分だと思います。

dinner_cd

ー新メンバー、新しい楽器パートが加わったことにより曲つくりの方法なども変わりましたか?

大場:楽曲のイメージ、進行などの骨子を僕が作って、スタジオでメンバーとアレンジを加えて進めていく方法に変わりはないのですが、ただ新しいパートやメンバーチェンジがあった分、アレンジには今まで以上時間は費やしたと思います。
全ての楽器が主旋律を奏でているようなメロディは、今作で更に磨きをかけれたと思います。

ー今回はゲストアーティストも多彩ですよね。(Voのアレンジも多くびっくりしました。)どういった経緯で参加アーティストを選出したのですか?特にM6のokeyでのVoは印象的でした。ゲストアーティストの存在をイメージし楽曲を制作したのでしょうか?

大場:アルバムの中に、詩で伝えたい楽曲を作りたかったということと、僕自身歌いたかった(嘘)というのが本音です(笑)。
M6のokayの歌は同じnomadic records所属の雨ニモ負ケズ(※仙台)のVoのハルナさんに歌っていただきました。楽曲の雰囲気、詩どちらもイメージ通りでした。
アルバムと同時期に仕事で絵本の作成をしていたのですが、少ない言葉と少ない絵で伝えるということが、今回の楽曲や詩に影響を与えているのは間違いありません。

ーツアー先で参加したゲストアーティストとの共演なども見られるのでしょうか?

大場:実現に向けて頑張ります(笑)!
今作はいろいろな方達と同じ時間を共有し、支えられて完成しました。本当に感謝の限りです。

ー今作も名門Nomadic Recordsからのリリースですが、レーベル側からバンドに対して、サポートだったり、アドバイスなどもありましたか?

大場:nomadic records所属になったのは3rd「B5の中」からなのですが、実は1st、2ndアルバムのリリース時からアドバイスをいただき、共にバンドのことを考えてくれました。
バンドがイメージする作品とレーベルが求めている作品を、妥協なしで一緒に仕上げてくれる、時に優しく、時に厳しく、そして頼りになる兄貴的なレーベルオーナーです。

ーリリースに伴いツアーも始まると思います(4月の酒田はよろしくお願いします)。日程の方も決まってきていますか?遠くはどのあたりまでツアーで回られますか?

大場:4月5日(土)の酒田hopeから始まり、4月19日(土)米沢ARBが決まっています。
県外のリリースツアーに関しては、現在スケジュールを調整しており、随時HPなどでライブ告知をしていきますので宜しくお願いします。
できる限り多くの方達に今作を聞いていただき、ライブで会えることを楽しみにしています。

ーdinnerの皆さんは山形のunder ground音楽シーンの先駆者だと思います。

近年、山形にも様々なカラーのバンドが増えてきたように感じますが、この10年間の山形のシーンの変化をどう感じていますか?

大場:山形の音楽シーンは大きく変わりました。これは全国的にも注目されていることは間違いありません。
村山・置賜・最上・庄内、それぞれ独自のカラーやシーンがあり、前向きに新たなシーンを作ろうとしているバンドやイベンターも増えています。 地元に腰を据えたスタンスで、山形の音楽シーンは常に進化していると断言できます。
僕らdinnerも山形のシーンと共に10年以上活動していますが、今後も活動ペースを変えることなく進化していきます。

ー全国的な活動している中、地元山形に拠点を置くこと良い面と悪い面などありますでしょうか?

大場:日常生活と共に音楽活動を続けていくこと音楽をやるという面においては悪い環境だと感じたことはありません。

ー今回はセルフレコーディングだとお伺いしました。

レコーディングの秘話など何かありますでしょうか?また期間的にはどのぐらいかかったのでしょうか?

大場:レコーディング期間は一月半くらいでした。
いつもリハーサルでお世話になっているスタジオを貸していただきレコーディングしました。
1stアルバムから同じ場所でレコーディングしているのですが、あの空間でしか生まれない音や雰囲気が好きなんですよね。秘話じゃなかったですね(笑)。

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