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ARTIST | INTERVIEW-BAND LIVE

置賜に生まれた新しいスパイラルの目。時既に遅し

山形県米沢市を拠点に活動する女子2ピースバンド。

置賜に生まれた新しいスパイラルの目。時既に遅し

By: 酒井健太(FRIDAYZ/酒田hope) | March 20, 2015 | 5372 views

時既に遅しさんのバンド結成のいきさつを教えてください。

初めからドラムとギターの2ピーススタイルだったのでしょうか?

あいこ(以下あ):最初はベースにゆっきー(ex.あかるいはじまり)が居て3人でした。女の子3人でバンドやったら、絶対売れると思った(笑)。
ヒサヨ(以下:ヒ):米沢バンド仲間で飲み会してた時に女の子3人がいて、「せっかく女子3人もいるし、じゃあバンド組もうか〜」という感じです。今は2人でできることをやっています。

ーお2人が共通して影響を受けているアーティストなどはいますか?

ヒ:2人とも昔から椎名林檎さんが好きでしたね。
私はバンドものを聴くようになったのは高校卒業してからで、それからは実際ライヴで観て影響を受けるパターンが多いです。
あ:わたしもライヴでご一緒した方からの影響が大きいです。だから必然的に時既に遅しで対バンした方から多く影響を受けるので、今もなんとなく似通ってるのかも。

ー曲作りをする上で大切にしていることはありますか?

ヒ:如何に荒ぶってるか。(個人的見解)
あとは、ベース音を2人で補うように各々意識してパート考えてます。
あ:今はあまり無いけど、今後は歌を届けられるような曲にも挑戦したいなと思っています。
私とヒサヨの声質が似ているところがあるから、ハーモニーを上手に使えるようになったら、面白そうって思っているんです。

ー2011年から米沢で野外フェスDOORS TO FREEDOMを主催していると伺いました。

イベントに込めた想いや、続けていく上で変化していったことなどはありますか?

あ:DTFは時既に遅しとはまた少し別のポジションですが。
単純に、若い子らが、ジャンジャン、バンド観たりやったりしたらいいなぁ、と思って始めました。その手助けになれれば、と思っていたのですが。実際の若い子たちは想像しているよりずっと主体的だった。興味のあることに対して自分で動いて行く力もある。だからもう安心して、楽しいことをしたいと思います(笑)。
最初は米沢の有志のバンドマン数名で立ち上げたイベントでしたが、米沢の街の人たちがとてもとても協力してくれて、米沢のロックフェスみたいになっていて嬉しいです。

ー随分前ですが置賜地方の高校生はライヴハウスへ遊びに行くことに制限があると伺ったことがあります。またその状況を変えるべく行動している米沢のバンドの活動もよく耳にします。DTFの開催や、地元のバンドの活動によって環境が変わってきたと実感することはありますか?

あ:置賜のバンドマンは、本当に真面目で優しい人ばかりなんですよねー。一生懸命、未成年への配慮をしたイベントを作ってくれています。そういう優しい空気がジャンル問わず、広がっているなぁ、と実感しています。そしたら、若い子たちも素直にまっすぐ、すくすく育たざるを得ないですよ。
米沢は密かに、そういう良いスパイラルがようやっと始まったところなんじゃ無いかなと思います。
ヒ:個人的に住むところが変わり、近くであるイベントによく行くようになって新しい土地の高校生と話す機会が増えたのですが、「時既に遅し」を知っててくれたり、自分たちのライヴや置賜のバンドのライヴも結構観に来てくれてるということを話してくれます。
あと、置賜の高校生が山形市のライヴハウスへは頻繁に足を運んでいるようです。
「高校生のバンド離れ」とも言われてますが、そんなこともないなぁと思いました。
まだまだかっこいいものを観たがってる子達がいることが個人的に実感したので、それを米沢にも繋げていければ。

ーいい環境が出来あがってますね!

最後にblink読者の皆様に一言お願いします!

あ:いつも拝見していたblinkさんに取り上げて貰えて喜んでいます。
あなたの街で時既に遅しの告知を見つけたら、是非観に来てください!
ヒ:今日も潔く爆発。