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ARTIST | INTERVIEW-DANCE

山形をダンス大国に。
世界を視野に活動中のDANCER SEI

山形を拠点に全国で活動中。
2000年にダンスと出会い、世界最高峰のダンスコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT」VOL.14で山形県人として初のファイナリストとなり、VOL.18では別賞を受賞。ダンサーとして多くのコンテストやバトルで輝かしい成績を収め、全国各地でSHOWや審査員、ワークショップなどを行っている。
また地元山形では年間約2,000人が集まるイベント『BEAT CONNECTION』『LOOP de DANCE』等を主催。
メデイア関係ではNHK山形50周年記念ドラマ「SKIP」の振付を担当。2013年「第2回日本一さくらんぼ祭り」ダンスコンテスト&ダンスステージプロデュースなど東北6県はもちろん、全国と山形を繋げダンスで山形を盛り上げるべく様々な活動を行っている。

山形をダンス大国に。 世界を視野に活動中のDANCER SEI

By: blink | July 10, 2014 | 36333 views

―山形市を拠点に県内はもちろん、全国的に知名度の高いSEIさん。

ダンスはいつ頃から?どんなジャンルから入ったんですか?

高校3年生の進学が決まった頃からロックを始めました。そこからFlyingBeatsのTOMOさんにブレイクを教わったり、ポップ・ハウス・ヒップホップなど様々なジャンルを主にクラブなどの現場で音楽やフリを覚えていました。

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―世界最高峰のダンスコンテスト「JAPAN DANCE DELIGHT」をはじめ数々の賞を受賞されていますが、ショー・コンテストのどんなところに魅力を感じますか?

20代はずっとショーに出続けていました。賞をもらった数の倍以上負けてますよ(笑)。負け続けて悔しい思いをした分頑張れるから賞を取る事に繋がるんだと思います。やるからには名前を売りたいし、目立ちたい。めちゃくちゃ頑張って賞を取りたい。この1発にかけるんです。バシッとキマって会場がドカン!!と盛り上がると、会場の空気感がその瞬間変わって鳥肌が立ちます。ダンサーは体験した事があると思いますが、極度の緊張と集中力の中、無敵モードみたいな“ゾーン”に入る時があるんです。それは今までに2回体験しましたが、その感覚を求めてまた練習してまたショーに出ての繰り返しです。自分の力を試す事ができる、自分の今の位置や実力を知れる、熱くなれる場所。勝敗が決まる楽しさ、人前で踊る楽しさ、色々な楽しさがコンテスト・バトルの大会には全部詰まっています!

―山形でダンス主体のイベントBEAT CONNECTIONLOOP de DANCEを主催していますが、どんな思いから始めたんですか?

2004に「BEAT CONNECTION」という「ダンスで一つに繋がろう」って意味のクラブイベントをスタートしました。当時クラブでダンス主体のイベントは少なく、地元で自分の実力を試せてステップアップできる場の必要性を感じていました。このイベントで体験や思いを積んで自信を持って県外に出れるように。ダンサーがイベントの空いた時間を埋めるためにショーをするのではなく、ダンサーをリスペクトした環境づくり。それが山形を盛り上げることに繋がると思っています。実際、「BEATCONNECTION」をきっかけにダンスを始める人が増え、ショータイムにかける意気込み・ダンス魂が強くなったり、県外のダンサーとの距離がギュッと縮まって全国的にの山形県の知名度も上がったと思います。

―全国的にキッズシーンが盛んですが、SEIさんから見て山形のキッズダンサーはどう映っていますか?

東北各地を回っていて感じるのは山形のキッズダンスのレベルはとても高く、全国レベルで通用する子達が多いと思います。各県のダンサーも言う程なのでこのままグイグイいってほしいですね。でも、キッズに限らず若い世代のダンサー全体的に”ハングリーさ” が減ってきてると思います。ダンサー人口は増えているけど、今は踊れる場所が溢れていて情報量が多く移り変わりも早い。その情報に惑わされて身になっていない子達が多いんじゃないかなと思います。その反面、ハングリーさがある子は伸びが早いです。もちろんダンスがやりやすい環境は嬉しいですけど、ダンスはスポーツではなく“生活そのもの” なので、文化や歴史を学んでダンスに対して貪欲になってほしいなと思います。

―今後の山形のダンスシーンについてどうお考えですか?

山形を東北一の“ダンス大国”にする!昔から変わらない考えです。
僕は県外の大会に出演する時、「俺は山形背負って来てんだよ!」という山形代表としての山形PRも兼ねています。おかげで今では「山形といえば“SEI”だよね」と言われるほど広められたと思います。でも、県内のダンスをしていない一般の方に「ダンスで山形を一つにしたい」という気持ちがもっと伝われば山形はもっと盛り上がると思います。ダンスの東北予選は宮城県で行うのが一般的ですが、最近では山形で開催されるようになりました!皆がそこにもっと自信を持って反応してくれたら嬉しいです。僕は山形を離れる気はないくらい山形が大好きです。だからこそ、山形を離れた人達が山形に戻って来た時に踊れる環境、受け皿をつくっていきたいです。山形には海外へ羽ばたける人材が数多くいると思います。山形のダンサーが海外に行ける環境、ダンスで飯を食える環境を僕はこの場所で整えて、今後ますます山形から発信していけると確信しています。

―最後に一言お願いします。

音楽に合わせて体を揺らしていること自体がダンスなので、皆さんも自然にしてますよね?僕たちのダンスはそれにステップとフリを入れているだけなんです。70代でロックを踊っている方もいます!今すぐ誰にでも出来るので気軽にチャレンジしてください。そしてスポーツ的な部分だけじゃなく、ダンスの“本当の文化”を理解していただけたらと思います。

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