退屈をぶっとばせ!山形音楽総合サイト『ダズル』

ARTIST | INTERVIEW-SPECIAL

特別対談 FRIDAYZ×KENJI RAZORS

山形音楽サイトDAZZLE&blink vol.19にて掲載中!
アルバム発売目前のFRIDAYZとレーベルオーナーKENJI RAZORS(RAZORS EDGE)による本誌だけの特別対談!(LONG VERSION)

特別対談 FRIDAYZ×KENJI RAZORS

By: blink | July 5, 2016 | 9888 views

19FRIDAYZ_DOIT_last_black_mini
FRIDAYZ_2016s


re2
a_2015

アルバム発売直前のFRIDAYZの皆さんと、RAZORS EDGEのヴォーカリストであり、リリース元のTHRASH ON LIFE RECORDSの代表であるKENJI RAZORS氏の本誌だけの特別対談が実現!

山形と大阪の距離を超えLINEでリアルタイムで対談していただきました笑。(blink編集部)

KENTA(以下K):社長この対談の先陣をお願いします笑!

KENJI(以下KJ):気使わずにどんどんこいね笑。まず俺からいきましょう!最初にリリースの話が出てから結構経ってて。
多分一年ぐらいはバンドの曲作りが進んでなかったと思うのよね!で、やっと、そろそろ出さなきゃ!っていうのを俺が堀ちゃんに言ったのが今作のスタートかと。
来年のストーミー (※大阪のライブフェス)に合わせて出せれたらいいやん!って。そこもプロデュースしたところ笑。

K:曲作り自体は2年前ぐらいから始めてたのですが、酒田hopeの移転だったりと重なって、なかなか進めない期間が長くて。
社長にケツ叩かれてようやく今年から本格的に迎えた感じです。長かった笑。

KJ:そうそう、去年の秋にレイザーズがアルバム出して、そのプロモを堀ちゃんで撮ってもらってね。そういう話がまず俺と堀ちゃんで出てたのよね。
「多分ケンジさんが締め切り作ってくれないとやばいっす!」って、プロモ撮りの後の新世界の串カツ屋で言われたな笑。

HORI(以下H):はい、うちらケツ叩かれないと無理ですって話しました。ドMバンドっす笑。

K:年明けからはスタジオで結構な追い込まれた空気感の中で曲作ってました笑。

KJ:でも、ケンタの言うとうりほんとにみんな忙しかったもんね。
その分「悶々と」ためてたところあったと思うけど、それが爆発したよね!
ほんとに俺のアレヤコレヤにまじめに取り組んでくれたよね!すごいと思う。

YAS(以下Y):並行して何曲も作って頭も爆発するかと思いましたけど、地元でじっくり時間を掛けてレコーディング出来たし、MIXもエンジニアのけいさんとケンジさんに満足いくまで付き合って貰って手応えバッチリです!

AKM(以下A):プリプロ(※レコーディングの準備のためのセルフレコーディング)繰り返すたびにアレンジが変わって笑。
必死でしたが、本当にいい内容になったと思います。

YAMAGUCHI(以下YG):今までの状況と違って、東京に行かずにどうレコーディングが出来るかってのがあったので新鮮でした!

K:去年は企画も地元で10本以上やって、共演するバンドにもいろんな刺激受けて、自分的には歌詞にもそのへんの沸々した思想をブチ込めた気がします笑。

YG:時間もかけて作ったので、最初作った曲はほぼ別曲になりましたね笑。その分濃い曲が揃っていい感じです!

H:ちなみに今回のアルバムで社長の好きな曲、3曲あげるとしたらどれですか?

KJ:3曲か??!まず「FATHER」は一番最初のデモの時からおお!って思ったよね。光ってた!
確か仮タイトルが「アイドル」だっけ笑?

K:そうですね、サビがきらきらしてたので笑。コーラスついた時にきた感ありましたね。

Y:俺はアイドルパンチ(※日本のHARDCORE BAND)のアイドルだと思ってたけど笑。

KJ:初めからアイドルパンチ色は感じなかったぜ笑!キーの高さぐらいかな笑。
でもこの曲の一番印象的なコーラスは最初なかったよね。
そこの部分のギターのフレーズが良くて!それを広げてサビにしようぜ!!!できた感じよね。

Y:今までに無い感じですもんね。コーラスも最初の頃はキー高過ぎて、ライブ中に気絶するかと思いました笑。

A:ギター潰さないようにあえてわかりやすいコーラスにしたのがいい感じになりましたね。

K:今までここまで回数もたたみ掛けるサビとかもなかったんで新しいですよね、
最初はお客さん飽きちゃうんじゃないかと不安だったんですけど笑。

H:「FATHER」はじめ、今回のアルバムは全曲、どこかしらにキャッチーなコーラス入れましたね。
既にライブで演奏しているけど評判良いですね。もうお客さんも覚えて一緒に歌ってくれてます!

KJ:こういう曲は1stにもあったと思うよ。ドリーミーで切ないコード進行は俺の好みなやつでね。
FRIDAYZはこれをうまくやれる数少ないバンドだと思うぜ!

K:1stの「PEAK」って曲ですね。1stのツアー以降あんまやってなかったんですけど、なぜか最近馴染んてきて、ライブでも復活しました笑。

YG:「CORE RHYTHM」とかもこの感じだったかもしれないですね。でも年数経って洗練された感はありますね。
お客さんの求めるものもわかってきたのかもしれないす。

KJ:うん!「PEAK」は今しっかりやるとかっこ良さ倍増のナンバーやで!今ならしっかり表現できる!
「CORE RHYTHM」もいいね!これからのFRIDAYZのテーマはエモだな!!よし、あと2曲!

Y:俺の予想は「GET UP!ROCK YOU!」と「NO」!

KJ:やはりまずは予想どうりの「GET UP!ROCK YOU!」今2月にもらったデモバージョン聞いてるけどサビが全く違う!
マジで化けた一曲よね!1曲目命の音楽人だから、俺的には嬉しいよ!この抜けるようなサビは素晴らしい!

A:これこそ社長の一声で大変身とげましたからね!

K:確か歌詞すらない段階で社長に送ってますもんね笑。

KJ:最初の段階で、俺の指摘から大胆にサビを捨てて、今のサビに生まれ変わったのは奇跡だと思うけど、どういうアレンジをバンドでしたの?なんとなくのきっかけみたいなものは俺がケンタに言ったと思うけど。
それをかる~く超えてるから最高なのよね!

K:この曲は堀ちゃんがネタもってきた曲だよな。

H:この曲に限らず、もっとシンプルに!みたいな助言が社長からあって、2NDの「OVER THE TOP」みたいにわかりやすいアレンジにしてみてはどうだろう?と、悩んだ結果でした。

KJ:つくった人がまず難解にしてて、そこをつくった人がわかりやすくする!これレイザーズと一緒笑。

A:ポップでメジャーな感じのサビのコードだけあったので、最終的なメロとコーラスでいいギャップができたのかと。

Y:最初は展開多かったもんなー。

K:堀ちゃんきっかけの曲は展開いつも難解だよの笑。

KJ:確かにOVER THE TOPみたいなスコーンと抜ける曲が必要だったし、その要素があったのよね、この曲には。

H:自分、元はメロコア育ちなのでサビは歌う傾向がありますね。

K:仮ミックスでのケンジさんのどのメロディーが主軸なのかっていうアドバイスも効いてる感じしますね。
レイザーズはケンジさんがもっていった曲がメンバーのアレンジで化けることあります?展開とかも含めて。

KJ:あるよ!けど、こんなに変わらへんで笑。

YG:うちらほぼ原型のへんりんすら無い場合が多いです笑。

Y:みんなでつくろうとするとそれぞれの完成形があって収集つかなくなるもんな。イントロ全カットとか笑。
まぁそもそもフレーズ1個から作るから残らなくてもしょうがない!

A:サブのフレーズが残る事の方が多いかも。

KJ:だから、びっくりしてる!普通最初につくった曲の素材って、意地でもたくさん使おうとするから。
実にバンドらしいね!FRIDAYZは!みんな平等だし、頭柔らかい!
今回は、前作より突っ込んでプロデュースしてみようと思ったから、すごい楽しかったよ!曲がどんどん良くなっていったから!

K:俺らが悶々としてる曲の弱いところをケンジさんがうまく言葉にしてくれるような感じでした、やっぱここかと。

Y:1回カタチになると崩すの勇気いるけどケンジさんにいい所ついてもらった感じだもんの。

KJ:崩すのは痛いよね?????ほんとにごめん笑!
ま、でも自分もたくさん曲作ってきたから、曲の弱いところってすごいわかるのよね。とりあえずみたいな部分。そこをつついただけ笑。
あとはいいところを増やせ伸ばせ!ね。

YG:結果、全部崩して良かったです笑。崩さなかったら結果絶対良くなかったと思います。感謝です!

KJ:俺はこういう曲もすげーFRIDAYZっぽいと思うよ!こんな曲メロディックのバンドもハードコアのバンドもなかなか書かれへんて!

FRIDAYZ_s

K:ありがたいです!他のバンドのプロデュースも同じようにやってく感じですか?

KJ:他のプロデュースも似たような感じよ!結構作ってる人の目線でズケズケ言っちゃう感じ!
じゃないと、気を使ってやても、あんまり変わらへんやん!いや、いいところ引き出されへんやん!
マンチェスターもそういう感じで作ってるよ!でもあいつらはもっと自分たちの曲げない部分が多くて、俺は音質とかトータルの舵取りって感じかな。曲の口出しはしちゃう笑。あとはそれをどこまでバンドが取り入れるかってとこ!

K:そうですよね、メンバー間でも言うか言わまないか的なところもケンジさんが明確にしてくれてる感じでした笑。
でもケンジさんの言う部分は、ここクリアすれば、化けるっていう確信もてるんで、しんどくても取り組めた感じです!

KJ:だって、俺は信じてたからね笑!2作もリリースしてるから、伸びしろはわかってるつもり!こんなもんじゃねえだろ!?ってね。

Y:ありがたいです!

KJ:ビールが美味しいのでついつい笑!褒めすぎやな笑!
よし3曲目!あとは「TAITEN GYODO」っていきたいが、「START TODAY」か「地下の発想が景色を変える 」だね。
決められへん!この辺の速くないグルービーな曲はバンドの武器やね!
あとthis is FRIDAYZなメロディーな「STAND BY ME」、「リズムディープ」もいいけど、これは既に発表してた曲だしね。

H:たくさん悩んでくれてありがとうございます!ですね、その2曲は今までにない雰囲気。

YG:ミドルテンポの曲が増えましたね。というのも恐らく語りのような歌詞が増えて来たからかもしれないです。

K:「地下の発想が景色を変える」はヤスが7拍子の曲作りたいってもってきたんですが、最初Bad Religionで笑。
リズム以外残ってないですね笑。語りの歌詞と、反するメロディーライン入れて、初めて化けた感じです。

A:「地下の発想が景色を変える」は、つくってた時は没になりかけた曲ですね。
7拍子でノリずらい感じもあったので。ケンジさんの一言で復活しました笑。ホント歌詞とメロで化けた。
今回は歌詞を前に出すっていう方向性もあったもんの。

Y:唯一の俺きっかけの曲なんで没ならないで良かった笑。

KJ:この辺りは歌詞の強さも曲に出てるよね!?!

K:歌詞も今作はかなり今の自分らの思想をぶち込みました。その結果、お客さんにも自分らの考えが伝わりやすくなった気がします。
最近、新しく若い子もライブにたくさん来てくれるようになって、こういう重い歌詞だと距離置かれるかなとも思ったんですが、なんか逆に距離が縮まった感じがありますね。

FRIDAYZ_9446s

KJ:語るにも「コトバ」がないとね!それをもってるバンドなんだよ!嘘みたいにイイ歌詞はいい歌詞じゃないんだよ!
人に馴染みやすい歌詞なんだよ!

K:刺さる言葉ですよね、クリ兄(※クリトリック・リス。大阪発のアーティスト)の影響でしょうか笑?

KJ:地元に残る人、離れる人、戻ってくる人、様々な人が入り混じってるからこそかける歌詞よね。
それは、都会向きじゃないけどすごいリアル!

K:ありがとうございます!この流れで聞きたかったのですが、レイザーズのツアーで今年の一月に念願の酒田hopeへツアーで来てもらいましたが、酒田の印象ってどんな感じでした?

KJ:寒い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

YG:気温笑。

A:あっ風邪ひいてましたもんね。。

KJ:俺の革ジャンが初めて敗北した場所や笑。
でも酒田hopeの雰囲気は最高だったよ!若い子たちがいて、すごくシーンをつくってる感じがした!
ただいるってよりは参加してる!一部になってる!って感じ!
これは地方ならではなんやけど、FRIDAYZがいるからこその感じが頼もしかったよ!

K:ありがとうございます!気温の話だけ終わったらどうしようかと思いました笑。
絶対的な人数が少ない分、他人事では変わらないし、回っていかないし、一緒にっていう感じですね。
でも少しずつそれが伝わって、形になってきて一番呼びたいタイミングでレイザーズを呼べて本当に感無量でした。

KJ:それで今は「活動する理由」って、何になるの?まさに全国と勝負できるローカルヒーローになりたい!?
はたまた、田舎に住んでるけど負けないぜ!ファック!都会!みたいな笑。俺そういうの好きなんだけどな笑。

K:俺はとにかくここまできて、酒田の、山形のFRIDAYZで終わるのが絶対嫌で。
山形で、東北で結果出せるのは、ここに住んでるんだからやって当たり前なわけで。
もっと先に、ここから全国に喧嘩売れるバンドになりたいです。
今年アルバムとツアーで結果出して、来年はハードコアやパンクの枠を超えて、フェスとかもガンガン出れるバンドに!
アルバムの曲もその辺を意識して、より多くの人と共有できるものを目標につくったので。まずはフジロックの出演勝ち取ります!

KJ:お!目標がわかりやすくていい!やっぱヤンキーやな笑!
ハードコアだから、無理とかってのはレイザーズが結構取り払ってきたから!どんどん攻めるべき!

re1

H:LIVEの原動力は、楽しさより、怒りというか悔しさがみたいな部分はありますね。
ツアー帰りの車中のトークは特にアングリー感ありますね笑。

KJ:おー!堀ちゃん!レイザーズの初期はそんなんばっかりだったよ笑!
なんで負けんねん!って。演奏、MC、下手くそなのにね。曲は勝ってるのに!!!!!って笑。

A:やっぱり欲張りですが、両方ですよね。
やれることを証明したいですね!サラリーマンが泥にまみれてやってみせます!

KJ:土日がライブ主体のすげーバンドいっぱいいる!
ユアソングとかG-FREAKとか!週末だけでも沢山の人に響かせれるのよ!

YG:田舎のだせぇバンドにはなりたくねぇす!

KJ:ギターは練習しろ!釣り竿よりネック持て怒!

Y:バンドの活動とは違うんですけどボーカル二人が特に野心強いんで、俺はどこまでもついて行く気ですけど、ついて行っても恥ずかしくないステージ、ドラミングがしたいです!せめてドラマーだけでも冷静に!

K:ついてきてくれたメンバーに、いい景色見せたいです。
全然今に満足してないし、絶対俺等もっと行けるバンドなので!

KJ:いいね!こういうメンバーがいるからバンドは続くよね!だから今回のミックスは特にドラムがデカイんだね笑!
あと、フロントマンはすぐブレるから、支えてあげて笑。
では最後にかなりの自信作!のはずの3枚目のアルバムやけど、ツアーでのライブはどういった感じにしたい?

K:今の自分らの曲が一番に好きなので、新曲を中心にやりたいです。
今までみたいにテンションとかスピードだけで勝負するんじゃなくて、演奏と楽曲で勝負して、ステージとフロアと同じ温度差でやれるツアーにしたいです。

H:今回の新曲達を武器に、ライブ内容はドラマチックに、波を付けたいですね。
フロアとの一体感を大事にしたいです。

YG:自分は今回のアルバム、コーラスとか一緒にシンガロング出来る曲も多いので、お客さんと一体感のあるライブにしたいすね。置き去りにするのはでなく、一緒に楽しみたいです!

Y:ライブだとやりきった感は自分としては必要なんで、昔の早い曲を入れつつ新しい曲を活かすセットリストが理想ですね。

A:レコ発ツアーで曲増えてセットに悩むのはバンドの醍醐味ですよね。もちろん今回の曲を中心にいきたいですが、曲のバリエーションが増えた分ライブ全体としてその都度考えて行きたいです!

KJ:お!みんなありがとう!頼もしいぜ!スギム(※クリトリック・リス)に負けないほどのドラマチックなライブを期待してるよ!
では最後に読者の皆さんにおすすめを一本!
山形を代表する米鶴のピンクのカッパのお酒のラベルを私がデザインしてるので、ご贔屓に笑!山形一の有名な大阪人になるよ笑!
結構レアなやつらしいので探してみて!

19osake

K:思わぬところで山形と繋がりましたね笑。

FRIDAYZ一同:ありがとうございました!

201594AKITA1905

FRIDAYZ22_70s

19_87FRIDAYZ_ONEMAN