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FRIDAY NEWS | DANCE

FRIDAY NEWS/vol.05
DANCER TOMO×DANCER Friday×DANCER U
重鎮ブレイクダンサーTOMO、ブレイクダンサーFriday、通りすがりのU、偶然実現したスペシャル対談!
成長が楽しみな若手ダンサーとは。

山形・仙台を拠点にブレイクダンサーとして活躍するFridayがセレクトするブレイクダンスの最旬情報

FRIDAY NEWS/vol.05 DANCER TOMO×DANCER Friday×DANCER U 重鎮ブレイクダンサーTOMO、ブレイクダンサーFriday、通りすがりのU、偶然実現したスペシャル対談! 成長が楽しみな若手ダンサーとは。

By: Friday (FLYING BEAT BBOYZ/MARVEL ZOMB BBOYZ) | March 27, 2019 | 1871 views

―全国的にハイレベルなファイナリストが出揃ったRAWCAL FINAL(2018/12/8 @ROCK FOOT名取)でジャッジを務めたTOMOさん、Fridayさんにお聞きします。率直にどうでしたか?
Friday (以下F):自分は以前からこのイベントのジャッジをレギュラーでやってきたんですけど今回のファイナリストには、ユースオリンピックで金メダルを獲得した“ラム”や、Red Bull BC One JAPANのWILD CARDに15歳で選出、その他多数イベントで優勝経験のある“ホクト(北海道) ”がいましたから、いつも以上にレベルが高かったですね。

―ジャッジの決め手は?
TOMO(以下T):ここの戦いは上手いのが当たり前の世界で、もちろんそれぞれオーラもあるし、自分の格好良さをいかに表現できていたか、バトル内で噛み合った戦いをしていたかが重要だと思います。だから、勝者はその時々で変わります。今回とはまた違う組み合わせで戦ったら結果も違ったと思うし、難しい戦いだったと思います。
F:優勝がKOUHEIっていう青森出身のB BOYだったんですけど、この中では一番年上で経験値も高かったので僕の目線ではKOUHEIがズバ抜けて良かったです。
T:そうだね。
F:決勝もオールジャッジがKOUHEIでしたよね。普通ジャッジが5人いたら1人くらい割れるけど。
―オール5:0?それは凄いですね。
T:強さというか個性のクオリティーが高かったんだと思います。ただB BOYとしてのスキルがあるだけではなく、その中でも独自の技・個性のクオリティーが凄かったなと。そしてそれをいかに発揮できるか。KOUHEIは以前、頂上決戦にも出てましたね。

―では、山形の若いダンサーで勢いのある方や、注目している方はいますか?
Uさんからお願いします。

U:“リンタ(14歳 / HOUSE,HIP HOP,BREAKIN) ”と、“コウ(14歳 / HOUSE,HIP HOP,BREAKIN) ”です。最近は県外で開催してるダンスコンテストでバンバン優勝しているみたいです。
2人で「ビーダッシュ」というHOUSEのチームを組んでるのでHOUSEも上手なんですけど、僕はリンタのHIP HOPが好きですね。
F:リンタとコウは、2人でバトルイベントやDANCE@LIVE(世界最大級のストリートダンスバトルイベント)にも出場してますよね。

―TOMOさんは?
T:やっぱり身体能力がズバ抜けてる“とっつぁん(13 / ALL GENRE)”かな。アーティストのバックダンサーが目標で小学1年生の頃からずっとBREAKINをやってて、EXPGスタジオに所属して仙台で生活しながら、僕のレッスン受けるために週1回山形に帰ってきてるんです。
あと、努力の天才!“BULL(13 / ALL GENRE) ”です。BULLもとっつぁんと一緒に僕のレッスン受けてます。

―Fridayさんは?
F:TOMOさんと一緒なんですが“BULL”です。さっきTOMOさんが言った通り努力の天才かな。“とっつぁん”も身体能力は山形の同世代では間違いなくNO.1だと思います。
あとは、“ランチャー(15 / ALL GENRE,BREAKIN)”と“はつね(15 / ALL GENRE,BREAKIN)”です。2人は女の子同士でB GIRLのチームを組んでいるんですけど、山形の中学生以下B GIRLではNO.1、2の実力だと思います。今はBREAKINがメインですけどジャズでも何でも踊れる2人です。
T:男に負けない根性あるよね。
F:2人とも負けん気が強くてお互いをライバル視してるし、それぞれ得意な技が違うので凄くいい相乗効果になってると思います。
T:得意な技を武器で例えたらランチャーが剣使い、はつねがムチみたいなね。笑
そのくらい得意な技が違うってことですね。
F:あとは“ネータ(中2 / BREAKIN) ”です。ブレイクダンスのトップロックっていう踊り方があるんですけど、めちゃくちゃ上手いです。俺より上手い。
トップロックオンリーのバトルをレッスンの時にやるんですけど、普通に負けます。笑
まだ経験が浅いんですけど、今年は時間が出来てバトル出れるようになったら、一番ダークホースになるかなと思ってます。

―表現力という視点ではどうでしょうか?
T:表現の出し方が上手いのは“ニーハオ(20 / ALL GENRE)”です。彼女も色んなジャンルやっているから、最終的に色んなジャンルを加味して表現できるダンサーの方が表現の幅が広がるというか、強みですよね。ブレイクだけ武骨にやってきた奴の格好良さもあるけど。
U:表現力という意味では“コウ(14歳 / HOUSE,HIP HOP,BREAKIN) ”です。あれだけリンタが好きだと言ったけど、表現力ではコウかも。笑
踊っている時、コウは違う人間になるんですよ。格好良い意味でチャラくなるというか、女子人気も高い!
T:踊っている時、目つきが変わるよね。
U:コウは日本語ラップが好きなので、そういうところからも生まれてくるのかなって思います。
T:でもそれって大事だよね。自分を表現するツールとしてHIP HOPダンスをやっていて、ラップを取り入れることでさらにダンスに活かせる。
U:仕草がかっこいいラッパーとかいますもんね。
F:いますねー。
T:今の若い子たちに足りないのはそういうカルチャーだと思います。ダンスをスポーツ的な部分でしか見ていないというか、自分がHIP HOPをやっているっていう意識が無さすぎる。だから、自分がやっているジャンル・カルチャーをもっと理解してほしい。そうすることで、今より表現の仕方が変わってくるんじゃないかなって思います。
そういう意味で、コウはラップもやっているから違いますよね。
例えば、グラフィティー、DJをやってダンスもやっているとかでもいいと思うんです。とにかくもっとHIP HOPを楽しんでほしいです。

―Fridayさんはどうですか?
F:表現力ってなると難しいですね。気持ちを込めて踊るって意味で“[乙女(BREAKIN)][]”ですかね。乙女のバトルは、昔は自信なさそうな感じだったのが、去年一昨年あたりからグッと一気に良くなって、大会に出ればBEST 4までに入賞したり、下克上で先輩に1ON1で勝ったり、DANCE@LIVEではBEST 8だったんですけど対戦相手のRasenが調子悪そうだったってのはあるんですけど、それでもRasenに勝ったかもって思わせたのは凄いです。僕がジャッジだったら乙女だったくらい良いバトルでした。
T:乙女は気持ちが強いよね!
F:表現力っていったら違うのかもしれないですけど。
T:気持ちもスキルの一つだから、そういう面もB BOYには必要ですね。

―頂上決戦はもちろんですが、ダンサーに出場をおすすめする山形のダンスイベントはありますか?
T:オールジャンルでいうとLOOP de DANCEは欠かせないものだと思うし、若手が経験を積める大事な場だと思います。
F:年間通して開催しているLOOP de DANCEと、毎年6月に開催する日本一さくらんぼ祭り内のSAKURANBO FESTIVALダンスコンテスト・クルーダンスバトルです。
T:SAKURANBO FESTIVALは山形市七日町大通りを歩行者天国にして路上での開催だから、普段ダンスを目にする機会がない方達が見てくれて、これをきっかけに興味を持ってくれる方もいるのでとても大切なイベントだと思います。
F:##LOOP de DANCE今シーズンは10th!そして、 3月30日(土)にMUSIC昭和SESSIONを会場にファイナルが開催されます。
ジャンルはオールジャンルで、東北でトップレベルのバトルが観戦できる注目のイベントです。
―LOOP de DANCE、SAKURANBO FESTIVAL、そして頂上決戦、今年も楽しみですね。
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「LOOP de DANCE」とは...
2007年より続いている定期開催のダンスバトルイベントです。山形のみならず東北のダンスシーンの底上げを目的として開催しており、今年10周年を迎えます。
年間通して8回の予選を行い、毎年3月にファイナルを開催し、年間2000人以上のダンサーが参加してくれています。
地元のダンサーの活躍の場所、様々な事に挑戦するキッカケになるような場所になり、地元のダンサーの底上げを目的としています。
10年間続けている事もあり東北各県からの注目度も高く、ローカルから発信しています。
公式ホームページ
DAZZLE HISTORY


TOMO (FLYING BEAT BBOYZ)
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東北B-BOYING界のパイオニアの一人。 1996年から山形を代表するBREAKINGチーム、FlyingBeatB-boyzの初代リーダーとして活躍。 2000年から頂上決戦を開催、オーガナイズしている。 2012年アパレルSHOP/FLYINGBEATS.incを開業し代表を務める。 この他、カルチャーを広める活動に力を注いでいる!

-主な経歴-
■1995東北芸術工科大学MusicProject創設
■同年ブラザー文化センター ストリートダンスクラス開講
■1997阿部ダンススクール ストリートダンスクラス開講
■1999GotoDANCESTUDIO BREAKING 講師
■2003OnesToWatch BREAKING 講師 後、EXTOPIA BREAKING 講師 ■2003 TRIBAL CREW ラスベガス TOUR 公演 (ROCK STEADY CREW コラボレーション)
■2012MPF BREAKING class 講師
■SEVEN SPRING 3on3 battle 優勝 ■ONES NIGHT battle2003 優勝 ■B-BOY WARS vol.1 solo best4
■DANCE REVOLUTION 2002 yamagata 優勝
■東北DANCE REVOLUTION2002 優勝
■DANCE MAGNIFIQUE 2006 優勝
■頂上決戦 2008 CREW battle デストロン準優勝
■頂上決戦 2009 CREW battle デストロン優勝
■頂上決戦 2010 CREW battle flyingbeats 優勝
■頂上決戦 2012 CREW battle flyingbeats 優勝

FLYINGBEATS.inc
山形市七日町2-7-43 虹の街1F
TEL.023-633-9488


Friday (FLYING BEAT BBOYZ/MARVEL ZOMB BBOYZ)
FN_Friday
郡山市でbreak danceを始め、2011年から地元山形に戻り現在は結成21年を迎えた山形の老舗bboy crewのflying beatsのリーダーとしてdance showやイベントを運営。
他にも山形、福島、宮城のbboy、bgirlとasitisという団体で若手に向けたdance batlle運営や小学生から大学生に向けての課外授業、WS等で幅広く活動中。